技術契約・知的財産契約支援

技術契約・知的財産契約とは

他社への開発委託、他社との技術・商品の共同開発など、他社との事業上の連携を行うには必ず契約が必要になります。技術契約は、技術を対象としたり、技術を媒介するような契約。これに商標や著作権の契約を加えて知的財産契約といいます（これら全部をまとめて技術契約という場合もあります）。

技術契約・知的財産契約には例えば、次のような契約があります。

技術契約・知的財産契約の重要性・ポイント

知的財産は重要な企業の資産の一つ。これを活かして他社と効果的に事業連携する為に技術契約・知的財産契約はとても重要です。知的財産の取得と活用、これと連動させながら事業目的を達成するように効果的な契約を締結することが必要です。

また、契約にあたっては、各知的財産に応じた法的知識や実務経験が必要です。当社と相手方会社の事業連携の意図・目的をしっかり明確に把握しながら、各業界の慣行等も踏まえて、両社の適切な妥協点を探る必要があります。一回の交渉でまとまることは稀であり、忍耐強く相手方会社と交渉する必要もあります。

当事務所の特徴

なんとなく相手方有利な契約書を提示されてしまって、それにどう反論・交渉してもよいかわからず、そのまま契約を締結してしまっているということはありませんか？

このような場合、これからも相手方有利な契約を結ばされてしまう可能性が高いです。相手方は、あなたの会社との契約交渉の経験から、あなたの会社は多少の無理は飲んでくれる会社と認識してしまっているからです。

この状況にならない為には、最初の契約での交渉が重要です。あなたの主張をしっかり契約書に落とし込んで交渉することができれば、相手方を怒らせることも、相手方からナメられることもなく、解決できます。あなたの会社にはうかつな契約書案を提示できないと相手方に思わせたらよいのです。たとえ今が上記状況であったとしても、今から変えることができます。

当事務所は、知的財産に関する専門知識、技術契約・知的財産契約に関する幅広い経験と専門知識を持っています。代表弁理士は約3,000件の実務経験があります。これにより、中小企業・スタートアップ企業の皆さまが抱える課題やニーズに適切に対応します。

また、技術契約・知的財産契約はひな形一つで対応できるものではありません。あなたの会社と相手方との関係、その契約の目的などに合わせたオーダーメイドの契約となります。その契約の目的・当事者・業界などによって、条項なども変化します。その契約に応じた契約条項を作成する必要があるのです。

契約書案を作成し提案すること、相手方から提示された契約書案をチェック・修正して交渉の仕方を支援することに加えて、技術開発のフェイズに応じて知的財産の取得・活用と技術契約・知的財産契約を戦略的に組み合わせて事業推進することなど、トータルで技術契約・知的財産契約の業務をサポートします。せっかくの他社との事業連携を、しっかりあなたの会社の事業に活かせるようにしていただきたいのです。

中小企業・スタートアップ企業の皆さまとの長期的な信頼関係を築くことを重視し、契約締結から実施・管理、そして問題が発生した際の対応まで一貫してサポートします。お客様が安心して技術契約・知的財産契約を活用できるよう、きめ細かなサポートを提供します。

最初のヒアリング

技術契約・知的財産契約に関する何れのご依頼の場合でも、最初に詳しくヒアリングさせていただきます。それで論点を明確にして作業に入らせていただきます。
作業の途中においても、不明点・懸念点が生じましたらヒアリングをお願いする場合がございます。

料金（消費税別途）^{＊２　＊３}

サービス内容		事務所手数料
契約書チェック＊１ （修正・コメント）	①一部条項にとどまるもの	20,000円／回
	②中程度のもの	35,000円／回
	③契約書の全体的におよぶもの	50,000円／回
契約書作成	①簡易なもの（１～５ページ程） 　秘密保持契約など	50,000円
	②中程度のもの（６～１０ページ程） 　ライセンス契約書など	100,000円
	③複雑なもの（１１～２０ページ程） 　共同開発契約書など	200,000円
契約書に関する個別対応	契約書管理の指導、契約履行フォローなど	要見積り

＊１：契約書チェック依頼から、そのチェック完了までを１回とカウントいたします。
　　その間のお客さまとのやり取りはカウントいたしません。

＊２：難易度・緊急性に応じて個別の加算手数料を頂戴する場合がございます。
　　個別に見積りをご提示いたします。

＊３：現状、国内契約のみの対応としております。英文契約の対応は準備中です。
　　英文案件の場合、当事務所の連携する弁理士・弁護士で対応する場合がございます。