Interview with Ashist
有限会社アシスト様
ブランディング支援により新事業の核となる価値を再定義し、「ナチュバリア」のネーミングとロゴを創出。事業のコアが明確になり自信をもって発信できるようになりました。商標出願まで一貫支援を受け、ブランド保護の体制も整いました。

代表取締役 俵 誠治様
有限会社アシスト様の事業内容や規模について
- まずは有限会社アシスト様の事業内容と会社の規模を教えてください。
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俵社長
弊社は業務用エアコン室外機の省エネシステムのレンタル業を営んでおります。
30年以上になりますが最初、金型の販売会社としてスタートしました。その後、液晶ディスプレイパネルのガラス面の洗浄装置の販売を行い、韓国の大手家電メーカーに洗浄装置を販売していましたが、メーカーの生産拠点が中国に移転するのに伴って種々のリスクから洗浄装置事業から撤退しました。その当時から、洗浄装置に用いるフロン材が環境に与える影響について興味を持っておりまして、環境保護につながる事業を行いたいと思っていました。
約20年前になりますが、「業務用エアコンの省エネ」というものに着目しまして、「遮熱ネットを利用した業務用エアコンの省エネシステム」の販売・レンタルを開始しました。エアコン室外機は、夏場の炎天下に設置されることが多いのですが、この室外機を遮熱ネットで覆ってエアコン室外機に流入する外気の温度を下げることによって、室外機の熱交換効率を向上させて省エネ効果をアップさせることができるのです。日陰効果ですが、たとえ数度でも外気温度が下がると省エネ効果があります。
地元のホテルに設置して省エネ効果を測定したところ、約20%の光熱費削減効果が得られまして、その当時の地元新聞でも紹介されました。また、地元の行政機関や企業にも採用されて一気に広がっていきました。
ところが、室外機はビルの屋上等に設置されることが多いのですが、その当時から台風が大型化して暴風で遮熱ネットが飛散するリスクを強く感じるようになりました。そのため、約10年前に、鉄のルーバーを室外機の外気流入口に設置して外気の温度を下げるとともに、室外機に遮熱塗料を塗布して室外機の温度を下げる新しい省エネシステムを開発して販売を開始しました。
更に、3年前から、ルーバーに間伐材を利用した新型システムを開発して、現在、販売活動を行っています。これは省エネ効果により環境保護に貢献するとともに、間伐材(木材)を利用することで森林保護にもつながりますので、その点でも環境保護に貢献できます。更には、これらの複数の環境貢献の効果によって、このシステムを設置した企業のイメージアップにもつながるものと確信しています。

今後のビジョンについて
- 今後のビジョンについてもお聞かせください。
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俵社長
現在は小規模事業者で少数精鋭の運営ですが、新型システムの導入を促進して事業を拡大し会社も大きくしていきたいと考えています。弊社の中長期的なビジョンとしては、5年後に年間売上1億円、従業員3名体制の実現を目指しています。
「競合との差別化の対策」─新サービスの販路拡大に直面した壁
- プロソラがお手伝いする前、御社で感じていた課題はどんなものでしたか?
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俵社長
競合との差別化をどうするか? というのが大きな課題でした。この課題の解決の一つの方法として、知的財産権により参入障壁を築くことを検討しました。実用新案権は3件取得しましたが、特許権の取得というのはハードルが高く、もっと検討した上で行うように考えています。
もう一つの方法はブランド化による顧客への浸透を図り集客力を強化することです。事業内容を明確にしながら如何に顧客への浸透を強く図れるかを検討する必要があると考えました。
当社は、業務用省エネシステムの設置やレンタルについて20年の実績があり様々なノウハウを保有しています。これは大きな強みだと考えています。「省エネシステム」では漠然としたものになってしまいますが、当社の強みを活かしてブランド化することによって顧客に浸透し易くなっていくものと考えます。
その為に先ず、ブランドの「ネーミング」が重要と考えます。世の中にある様々な有名な商品も最初は「ネーミング」を使って浸透を図っていったと考えるからです。
「当社の課題解決に合致していた」─プロソラに依頼した理由
- プロソラにご依頼いただいた決め手は何だったのでしょうか?
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俵社長
プロソラさんを知ったきっかけは、当社のある五条市の隣の橋本市にオフィスがあって、特許だけでなく商標やブランディング・コンサルティングもやっている弁理士事務所があると知ったことです。それなら、当社の課題解決に合致しているな、また、もし自分一人でよくわからないなか手探りでやってみて失敗したらリカバリーできないなということで、プロソラさんに連絡をさせていただきました。
- 今回ご依頼いただいた内容は何だったのでしょうか?
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俵社長
新規の木製ルーバーを用いた遮熱装置を含めた当社の省エネシステム事業のブランディング、事業ネーミング創出、商標登録について、プロソラさんにサポートしてもらいたいと思いました。また、今後、特許の内容が出てきたら、それもお願いしたいと思いました。更には、当社の様々な事業立上げにあたりご支援いただければということもありました。
「ブランド構築による事業の具体化・明確化」─実際の支援で感じたこと
- 実際にサポートが始まってからの印象はいかがでしたか?
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俵社長
ブランド構築の最初は正直いうと戸惑いがありました。しかし、ブランド構築のステップを進めているうちに意味が少しずつ理解できるようになって価値を感じるようになっていきました。
また、ステップを進めるうちに、なんとなくぼんやり自分の頭の中にあったイメージが、自分の具体的な事業内容として明確になって自分の腑に落ちるようになっていきました。また、明確になった為に他人に話をしても私の話の本気度が伝わるようになっていきました。一つの大きな成果だと思います。
事業ブランドとして「ナチュバリア」のネーミングを創り上げることができ、そのロゴマークも制作いただきました。もちろんこれらは商標調査のうえ商標出願いただきました。

- お気持ちの変化などございましたか?
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俵社長
最初はむりかな?できるかな?という不安いっぱいでしたが、今は、やれそうだな!というように気持ちは変わりました。新しい商談の場でも、自信をもって話をできるようになりました。
「成果と変化」─プロソラの支援で進んだこと
- プロソラのサポートに関してどんなところに価値を感じていただいたでしょうか?
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俵社長
事業に関する様々な考え方が整理されてきたということです。なんとなくボヤっとしていた事業イメージが明確になってきたと思います。また、営業でのトーク内容も洗練されるものになって顧客に伝わりやすくなったと思います。
今後、プロソラに期待すること
- 今後、プロソラに期待することを教えてください。
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俵社長
当社としては、先ずはブランディングを完了いただくことを期待しています。また、チラシ制作やホームページ制作など種々の媒体制作、更には集客導線の設計・運営まであるかと思いますが、出来る限り支援をお願いしたいと考えています。
プロソラが向いている企業とは?
- プロソラは、どんな企業に向いていると思われますか?
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俵社長
中小企業・スタートアップ企業で新商品・新サービスの立ち上げを考えている企業に向いていると思います。その立ち上げ場面でのプロソラさんのブランディング・コンサルティングが効果的だと考えます。その場面では知的財産の専門家として弁理士でもある点も強みになるはずです。
- これからプロソラへの依頼を考えている方に、メッセージをお願いします。
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俵社長
プロソラさんは、中小企業・スタートアップ企業にとりブレーンになると思います。プロソラさんは、知的財産の話だけではなく、ブランディングや商品・サービスの戦略なども相談に応じていただけます。
仮に一人の専門社員を雇用することを考えると、中小企業の経営者は使い切れず手に余ると思います。それよりは、雇用よりもリーズナブルな価格で、経営者の右腕として戦略等の相談ができるCOO・CBO・CIPO代行サービスもあり、経営者のブレーンが手に入るという点が良いと思います。
本日は貴重なお話をありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
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